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〈室内型メロン植物工場による農福連携と就労支援〉 株式会社 PLJインターナショナル

2022.9.27 Tue

株式会社PLJインターナショナル様では、「障がいのある方々の継続的な就労支援」と「新しい高付加価値農業」の両立を目指し、室内型植物工場による高品質メロン栽培に取り組まれています。 本事業は、単なる農業生産ではなく、利用者の方々が“自ら仕事を生み出す”という新たな就労モデルを構築する挑戦でもあります。

高品質メロン栽培への取組み
栽培される「静(しずか)ならメロン」は、糖度15度以上を目指す高品質アールス系メロンであり、JWマリオット・ホテル奈良でも採用されるなど、高い評価を受けています。 一般的に高品質メロンの基準が14度以上とされる中、PLJインターナショナル様では、LED照射時間の調整、葉管理、養液管理などを細かく制御しながら、利用者の方々と協力して高糖度栽培を実現されています。 特に、栽培初期には糖度低下や授粉作業など多くの課題に直面しましたが、利用者の方々と役割分担し、改善を重ねることで品質向上を実現。
「チームで品質をつくり上げる植物工場」として、大きな成果を上げられています。

室内型植物工場による“働きやすい環境”
室内型植物工場は、温度・湿度が一定に管理されているため、一般農業と比較して身体的負担が少なく、衛生的で安定した作業環境を提供できる特徴があります。
また、利用者の方々は、
・温湿度・水温測定
・養液濃度管理
・成長データ入力
・播種・育苗・定植
・授粉作業
・収穫・品質管理
など、多様な工程に携わることで、「作物を育てる喜び」や「社会とのつながり」を実感できる環境づくりが進められています。

賃金向上・自立支援への取組み
PLJインターナショナル様では、本事業を通じて、
・利用者の稼働率向上
・継続的な仕事創出
・工賃(賃金)の向上
・社会参加機会の拡大
を重要な目標として掲げられています。
さらに、メロンのブランド化や6次産業化(加工・スイーツ展開等)を進めることで、農業収益を高め、利用者の方々へ全国平均以上の工賃支給を目指されています。
また、今後は室内水耕栽培モデルを他事業所や高齢者施設などへ展開し、「農福連携モデル」の全国展開も視野に入れられています。

弊社との連携について 本プロジェクトでは、弊社が開発する果菜類向け植物工場技術・栽培プラントを活用いただいております。 メロン・トマト・ミニトマトなど、植物工場では高難易度とされる果菜類栽培において、品質・糖度・安定生産を両立する技術をベースに、今後もPLJインターナショナル様と連携しながら、農業・福祉・先端技術を融合した次世代型モデルの構築に取り組んでまいります。